人生悪手の選択をすると、遺恨になり、気付いた時に、今更感になり、リカバリーがかなり厳しくなるから、その時その時の良手をしなければならない。人生はなぜその時その時頑張らないといけないのか？その時その時に、最善手や良手をしなければならないのか？

終わりかけた腐った悪因を、現実的にどうにかする方法は、ほぼほぼないのだ。腐った悪因を、何とかしようとしても、強引なとても残念な手しか人間には、浮かばないようになっているのだ。不動明王的な文章で、どんなに心を込めたメールでも、周囲から、あの人から変なおかしなメールが来たんだけど、と陰口を言われる事になる。勿論、感謝心がある人は、少し気分的には嫌だけど、共感はしてくれるが、なかなかそんな人は、滅多にいないのだ。

「偽善者め」とか、「改心しろとか脅し？」。仮に、不動明王的な文章ではなく、可もなく不可もない文章にしても、「綺麗事の文章は嫌だ、社交辞令も嫌だ」とか、「別に、自分に知り合っていた当時に、そんな関心なかったでしょ？なんで？」。となる。なので、人間は、特に昔の人にメールを送るのを控えるのが無難なのだろう。

その人の人格が、同年代と比べて、かなりトップクラスの高尚さ（菩薩クラス）にならないと、ほぼ良い文章は浮かばないのだ。菩薩クラスだと、脅しを使わない文章になり、ビジネスマンには、有効なのだが、少しどうでもいい文章になりがちで、相手の心に刺す文章の勉強をしなければならないし、それにはある程度知能が必要で、相手とチューニングするために、5時間ぐらい手紙の内容を研鑽しなければならなくなる。そして、相手との関連の自分に深く印象に残った思い出話も、相手にとっては、どうでもいい話の場合もあるが、相手にとっては重要な話の場合もあるが、そんなのは、分からないのだ。そうなると、文章の構成は分からなくなるのだ。相手の状況が分からないのに、自分勝手に手紙を送っても、良くないのだ。そして、普段から文章を書く仕事をしている人は、まだしも、なかなか普通の人には難易度が高いのだろう。