どんなに頑張っても、国内ひとり旅は、なぜダメなのか?
私は、旅行の達人になって、何か凄いひとり旅になるのではないかと、勘違いしていた。
ひとり旅を極めても、何にも意味がないに等しいのだ。ひとり旅では、誰かと触れ合いたい衝動が出るので、私はいくつか考えた。道中に、頻繁に電話をする。現地の人と触れ合うか考える。だが、それでも実は、何にも産まれないのだろう。あまりにも、誰かと同行する二人以上の旅と、充実感と幸福感が劣っているのだ。金をかけたわりには、そこまで充実感が足りなく、費用対効果が悪すぎるのだ。ひとり旅は、ある意味、人脈が足りないバカがするものとも言えるかもしれない。前日や当日に連絡して、同行できる人がいないぐらいの人脈しかないという厳然たる事実があるだろう。
お土産は、必ず買わなければ、よりもっと無意味なものになるのだ。電話を付き合ってくれた人には、できるだけプレゼントすると、愉しくなるものだ。電話を付き合ってくれた人と物理的に半強制的に会う口実というか、義務感が生まれ、人との縁に繋がるが、そこまで共有体験でもないので、費用対効果が少し悪いのだ。菓子折り一つで、全く喜ばない知人もいるし、そういう人にあげても、少しばかり観光地価格で比較的高いお土産を買っても、意味がかなり薄いし、ニーズに合っていないからだろう。
お金のかけ方に、その人の人生観が表れるのは間違いないだろう。