母は、足の親指の爪が厚く硬くなり、黄色く濁ったようになる爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)と思われる。
この病気は、長年の圧迫が原因と言われている。原因は三つで、①サイズが合ってない靴をはいていたり、②歩き方が悪かったり、③爪の切り方が悪かったり、である。
手遅れの病気である。治療が極めて難しい病気である。その場しのぎの対処法しかない。では、手遅れの病気にかかるのは、なぜだろうか? 前兆から、対処してないのだ。
私は、足の指が綺麗である。ただ、取り立てて、何かをしているわけではない。
ある日、爪が割れたので、整形外科に行った。動機として、綺麗な状態を維持したい、軽症のうちに、前兆のうちに、どうにかしたかった。このような動機のうちにできるかがまず勝負だ。
そして、爪の切り方が上手いと、医師に褒められた。四角く切るスクエアカットを、ナチュラルにできていたからだ。
ただ、親指が少し巻き爪である。これは、歩き方が悪いので、変に負荷がかかるからだ。原因は、内股歩きである。
この巻き爪を直す歩き方の練習をした。小指から親指へと動かす重心移動がポイントだとわかった。これを無意識でできるまで、頑張れるかというは、なかなか困難だ。散歩の楽しみでもある。
ここでわかったのだが、重心移動という言葉が合ってない、正しくは重意識移動なのではないか?重心は、重点の意味もあるが、ややこしい気がする。