この本の発売日からかなり年数が経ち、時代遅れだ。書評は、すぐ書いた方が目立つ。だが、歳を取って、振り返ってみたくなった。
まずは、25の言葉をたどってみよう。そして、自分なりの意見を書こう。私の意見はいらなくて、目次だけ見たい人もいるかと思うが、著作権の引用限界で、半分以上引用元より文章を書かなければならないと、何かで書いてあった。だが、はたまた目次さえもアウトなのかは、まだ不透明だし、少しリスクがあるので、ご了承下さい。この記事のアクセス数が上がってきたので、改変するかもしれないですし、削除するかもしれません。
第一章 自分を磨くために働く
1強くなければ仕事はできない。優しくなければ幸せになれない。
→第一の言葉である。これは、まさしく仕事にはタフさが必要になってくる。納期や制限時間内にやりきらねばならない。やりきる強さが求められる。あるいは、優しくなくても、たとえ厳しくても、幸せにならないとは限らないのではないか?という謙虚な観点も、優しい人は持ちながら、生きると、冷徹なドライ人間ともうまくやれるかもしれない。強さだけあればいいという相手は相手の生き方、自分は強くて優しい人を目指すとすれば良い。しかしながら、厳しさに愛があれば、根付く。ただ、優しいそぶりの人より、厳しいそぶりの人の方が、時間がかからない事が多いのではないか。
仕事してない人に、どうしたら仕事やるようになる助言を言えるだろうか。仕事の良さを伝える。
2「目の前の仕事」に真剣になりなさい。きっと、見えてくるものがある。
→どんな仕事にも、コツのようなものが存在する。例えば、トイレ掃除でも、きれいにするにはどうしたらいいかという事がキーになってくる。デスクワークで言えば、早く正確にするにはどうしたらいいかというのが存在する。Twitterで言えば、分かりやすい文章は読まれやすい。
3欲をもちなさい。欲が磨かれて志になる。
→欲って、何かなと思う。例えば、性欲とかで、志って何だろうと。相手を幸せにしますとかが志なのかもしれないけど。幸せにするのって、なんだか難しい気がする。
4「それでもなお」という言葉が、君を磨き上げてくれる。
→ある人に、「努力をしなさい」という言葉を貰ったことがある。それでもなおという言葉に気を貰ったことがある。その時にした相当な努力は、遺産になるかもしれない。「あー、あの時本当に頑張ったな」と思える。「また頑張ろう」と思える。会社での努力は、ほぼ限界まで、頑張った。「それでもなお」という言葉が、挫けそうな時も、自分を救ってくれた。「それでもなお」は、魔法の言葉だ。
5君は人生の主人公だ。何物にもその座を譲ってはならない。→本当に辛い体験は、他の人に変わって欲しいと思うのが人情だ。私だから言える。が、何かに選ばれてしまった場合は、仕方がないので、頑張るしかない。あと、何かのベンチ外だと、主人公感がなくなって、やる気がなくなるのが、人の気持ちだろう。
第二章 成長角度を最大化する
6 3年でものごとが見えてくる、30歳で立つ、35歳で勝負は決まり。
→三年ぐらい経つと、仕事の勘所がわかってくる。30歳新卒8年で、だいたいのことがわかる。35歳新卒13年で、どんな人物かが決まる。中年期や晩年期に失墜する人が、わりと多い。理由は、日々の学習が足りないからだ。35歳で、ほぼその人が、どんな難易度の事を達成できるか、目上の人は、分かってしまうと思われる。
7プアなイノベーションより、優れたイミテーションを。
→真似るというのは、いち早く、とても完成度が高いものができやすい。順番が大切で、優れたイミテーションのあとに、優れたイノベーションを起こせば良い。
8仕事で大切なことは、すべて幼い時に学んでいる。
→これは、そうともかぎらないのではないか。幼い時もそうだが、周囲と良好な人間関係を築くのは、大切だ。自分の行動を徐々に変えていこう。
9よい習慣は、才能を超える。
→よい習慣の人と、才能がある人どちらが最終的に勝つか? 良い習慣として、私は、2015年にブログをスタートしたが、9年経つ。才能というのは、努力の積み重ねがなければ、光らない。周囲の人が、「あの人は、才能がある」と言うだけなのだ。
第三章 仕事の要を知る
10すぐに走りだしてはいけない。まず、考えなさい。
→まず挑戦してみる。これを忘れちゃいけない。例を挙げると、肘鉄を速くするには、どうしたらいいかという課題があったとしよう。やって、考えながら、走り出す。身体を動かす練習をする。どうなんだろ?と思いながら、事を進める。何度も反復する。次第に、コツを掴み、速くなる。
11「思い込み」は、君を間違った場所へ連れていく。
→思い込みって、合ってるとは限らない。『あの人自分の事嫌いになった』等の思い込み。ただ、重要度が下がっただけだったりする。
12事の軽重を知る。それが、タイムマネジメントの本質だ。→大事なことを追求する事は大切だ。大事なことには、時間を使う。
13書くと覚える、覚えると使う、使うと身に付く。→書かないと忘れやすい。YouTubeは、つい見てばっかりになりがちだが、見たら、コメントをする癖をつけると、表現力が培われる。
14言葉に魂を吹き込むものは、君の生き方だ。
15本物の重量感を知りなさい。→本物は、いつも努力してる。本物は、とことん細部に特にこだわっているので、本物になりたいなら、細部をとことん研究し、表現しよう。
16せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ。
→失敗を必ず肥やしにする癖は、財産になる。ただ、失敗という定義にもよる。仕事でのミスは、たいてい失敗になる。失敗をリカバリーする事が大切だ。
17自立した人間になりなさい。
→自分で、進んで、雑務をやろう。そして、一人でもできるようにしよう。
第四章 どこまでも真摯であれ
18上司の強みを知って、それを生かしなさい。
19リーダーとは、周りを元気にする人
20信頼こそ最大の援軍
21君の幸せのために、弱い人を助けなさい。→生死がかかる人(自殺志願者等)を助けると、ずっと感謝される場合がある。
22自分を偽らず、素のまま生きなさい。
→偽りは、剥がれる。交通機関の過ごし方が、悪い人は、失墜する。他人との適度な距離感は、重要だ。立ち位置も座り位置も、すごく気にしよう(10cm~20cmを意識)。バスで、座る時、座席の奥に座る場合、極力窓側に寄る。座席の手前に座る場合は、隣の人に迷惑がかからないように、若干空間を作る。
23逆風の場こそ、君を鍛えてくれる。
第五章 とことん自分を大切にしなさい
24運命を引き受けなさい。それが、生きるといことです。
25人を愛しなさい。それが、自分を大切にすることです。→人を愛さないと、魅力的な人にならないと、自分を慕ってくれる人がいなくなってくる。
□追記
もし自分が25の言葉(エッセンス)を書くとしたら、どうなるだろう。時間があったら、書きたい。
この本の主な購買理由は、大企業(東レ)の社長は、どんなことを考えているか気になったので、購入した。この25の言葉が書けるという事は、とてつもなく研鑽してきたと想像できる。本当に有り難い本だし、ここの内容を完全に理解または実践できてる人はどのくらいいるのだろうか?50%ぐらいの事しかできてないのではないだろうか?
ただ、個人の書籍なので、一定の偏りや傾向がある。
エッセンスを獲得し、行動しよう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。このご縁に感謝です。