宗教的な発想をする人が陥りやすい罠は、袴田さん事件が分かりやすい。
非科学的なスピリチュアルの真相的な深層要因(科学的な思考が、スピリチュアルより強い人によっては、浅層要因とも言う。)と科学的根拠に基づいた真相的な浅層要因(科学的思考の人によっては、深層要因とも言う。)というものだ。
スピリチュアル思考の人は、スピリチュアル的な物の見方を深層要因と考え、科学的根拠に基づいた物の見方を浅層要因と考えてしまうのだ。日本社会の10代で、科学的思考力しか許されない学校教育で、培った思考力から、20代以降にスピリチュアルに傾倒して、スピリチュアル思考になって、30代40代50代60代でも、思考停止しているのだ。
本来は、スピリチュアルも科学も、両方どちらが優れているかというものはないのだ。
科学信奉の人も、お馬鹿だし、スピリチュアル信奉の人もお馬鹿なのだ。どちらにも、思考が届いているかと、整理整頓できているかが問題なのだ。スピリチュアル信奉の人には、浅瀬の要因にスピリチュアル的な要因を書き出して、深瀬の要因に科学的な要因を書き出す訓練をして、物の見方を是正したほうが、周囲の多くの人から、認められるだろう。スピリチュアル信奉の人は、科学的思考法を、再度獲得する必要があるだろう。