いつでも死ねる状況を創るとは

サラリーマンの中で、金言がある。
「いつでも辞められる準備をしとけ」という事である。
いや、「いつでも独立できる準備をしとけ」ということである。

仕事のキャリアを俯瞰する。
冷静な判断能力が試される。
早すぎるとおおコケする。ただ、軌道修正もしやすい。
遅すぎると、体力の問題もあるが、50歳で初めて独立するのは、気力がなくなり、かなり難しい。
早くてもサラリーマン生活7年が、とてもいい期間である。
つまり、大卒なら、30歳ぐらいである。
独立するする詐欺は、30後半から40歳にかけて多い。チャンスを逃す。
50歳だと、「いや、なんとかしがみついて、。30年仕事したんだ。あと10年だ。定年まで」と考えるのが心情だ。

サラリーマンで、人生を終えるのも悪くはないのだ。
自分なりに、これでいいと思えればいいのである。
しかし、いっぱしの軍団長になりたいのが、人である。
まずは、固定収入を貰っていることに感謝しよう。
できるだげ、会社に返しきったところで、独立しよう。
そうすれば、応援してくれる。元同僚に応援されない独立は厳しい。
元同僚のちょっとした助けもあると助かるのである。
独立する人は、絆も頭にいれる。
「今はまだ、絆養成期間だから」、というのも大事である。
起業は、スキルだけじゃない。
私のように、絆を軽視すると、必要なタイミングで人が協力してくれない。
いや、協力を要請するのをやめようとなる。結構堪える。
なので、しっかりと個人の絆を結ぶべきである。まだまだ、これからである。


さて、表題の、「いつでも死ねる準備」というのは、本当に難しい。
いつでも辞める準備より、段違いにハードルが高くなる。
臨終の際に、死を朗らかに迎えられるための準備をする事に似ている。
人はある日突然死ぬ。
でも、準備をしている人は少ない。人は、生まれたときから死に向かっている。刻々と死に向かっている。
いつでも死ねる準備とは何か
①家族がいる場合は、自分が死んだ後も、路頭に迷わない財産や保険金。
②自分のやるべき肉体人生の課題をやりきる
③いきなり死んだ場合の、仕事の後釜や体制作り
④書類関係や身の回りの物の整理整頓
⑤できるだけ家族が悲しまないような、遺書や遺言
⑥その他
と考えてみた。意外とそこまで意識してる人はいないのではないか。
この手の項目をクリアしたら、あとは生き続けるか死ぬか自分で選んで良いと考えられる。
いつでも死ねる状況を創るというのは、日常生活を疎かにしていいという訳ではないのだ。私は、誤解していた。日常生活を極めることが、いつでも死ねる状況を創るという事なのだ。これは、②番に相当することだ。

仏陀は、ずっと長らく死ぬのが怖かったと言われている。
仏陀も、歳を取りながら、悟って、涅槃と言われる仏陀になった。
もがき、苦しんでいた。だから、そのもがきの量が、一定量行くと、ある段階の悟りになるのだ。
宗教では、仏陀が神格化されている。が、生の人間だったのは、間違いないだろう。
一生自分を作り上げていく運命なのであろう。
その事に感謝の念が沸き起こされる。誰かが一生懸命作り上げた作品は、何事にも勝るからだ。ごめんなさい。ありがとう。の気持ちを持ち続けるのだ。