問題である。
この絵画は、菱田春草の落葉である。この絵を見た時の感想を、57577の短歌を創りなさい。また、自分なりに浮かんだ絵を描きなさい。
一例
私は、この絵を見た時に、とても切ない気持ちになった。
そう生い茂っていた葉も、季節になると、落ちるのである。
自分の人生も同じように、浮き沈みがある気がした。
中学受験に成功、高校受験に失敗。
『華やかな 葉っぱもいつかは 枯れるのか まだ見ぬ季節 望み散るらん』
豪華絢爛に見えた葉っぱも、落ち葉として、いつかは枯れていく。人生も栄華に見えた時期もあれば、貧相な時期もある。ただ、新たな季節に、望みをたくしていきたい。
たとえ希望が散ることになろうとも。
歴史と国語と美術の融合問題である。