高校では、部活も辞めて。部活がダメだと、あまり居場所がなかった。転部も考える力もなかった。中学までは、同級生の友達が多かった。
テレビゲーム三昧だった。 誰も咎める人はいなかった。両親は、自分の息子がおかしい方向に向かってるのに直視したくなかったんだと思う。
逃げた。逃げてる事にも気付かなかったぐらい頭が悪かった。
多分「それではダメと」心ではわかっていたのかもしれない、でもそれを信じていいか判断がつかなかった。直観に従えば良かったのだけど。
たまに子供でもビックリするぐらい、人生の抑え所がわかってる子がいる。恐らく賢い親の影響だろう。
自分でも不幸の道を盲進してることに、気付けなかった。
心が満たされなくて、満たすこともしなくなった。ゲームも飽きた、惰性だった。ソフトを変えソフトを変え、どんなゲームをしても、心が満たされることはなかった。
それでもゲームをやっていた。他にやることがなかったから。普通は、心が荒むと、仲間と非行に走る。解消行動に出る。ポッカリ穴ができる
頭でっかちの思考トレーニングだと、それに気づけない。
だいたい、高校で満たされなかった不幸な人は、大学で挽回して満たされようとする。大学デビューとか。大学では、満たされる事もあった。
テレビゲームの利点は、攻略思考にある。ただ、何事も偏りは良くない。
万物は流転する。ヘラクレイトス。常に変化する。